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三共技研工業株式会社

三共技研工業株式会社 総務部 部長 神保様・第一技術部 部長 平山様
三共技研工業株式会社
総務部 部長 神保様・第一技術部 部長 平山様

機械設計会社が実践するeラーニング活用戦略
〜社内勉強会を参加型に変えた、自走する新人育成の進め方〜

三共技研工業株式会社様は、プラント・産業機械・鉄道車両を中心とした機械設計会社です。同社では2025年度より、コガクの「TechラーニングPlat.」を新入社員向けに導入し、多様なバックグラウンドを持つ人材の基礎知識習得を支援されています。今回は、教育委員会を担当する第一技術部の平山様と総務部の神保様に、導入の経緯と実践内容についてお話を伺いました。

ーeラーニング導入の背景について教えてください。

当社では機械設計を中心とした設計事業を展開しており、新入社員には機械系の基礎知識を身につけてもらう必要があります。これまでも機械設計技術者試験の受験推奨や社内勉強会を通じて育成に力を入れてきましたが、昨年度の新入社員5名のうち4名が機械系学科の出身ではありませんでした。

機械設計の仕事をするうえで必要な知識をどう補うか、教育委員会でずっと議論していたちょうどそのタイミングで、コガクのeラーニングをご紹介いただいたことが導入のきっかけになりました。

ーTechラーニングPlat.をお選びいただいた決め手は何でしたか?

コンテンツの一覧を確認した際に、機械系の教科に関する動画が非常に充実していたことが第一の決め手でした。社内勉強会でこれまで扱ってきた内容と共通するものが多く、新入社員に自習させられると感じました。

他社のサービスとの比較も行いましたが、技術系に特化したeラーニングサービスはなかなか見つからず、マネジメントやコミュニケーション系のコンテンツが中心のものがほとんどでした。また、他社では最低利用人数が設定されており、少人数での導入がコスト面で割高になるケースも多くありました。コンテンツの充実度に加え、価格面での導入しやすさも、選定の大きな理由となりました。

ー実際の運用はどのように進めていらっしゃいますか?

初年度は6月末までに機械系の基礎動画を中心に受講するという方針を設定しました。その際、受講スケジュールは新入社員自身に立てさせる運用を採用しています。たとえば「週3回、朝1時間ずつ視聴する」のように本人がスケジュールを決め、課長が確認したうえで進捗を管理する形です。

当社は設計職中心のメンバーで、工程表を作ることが当たり前の文化があります。自分で計画を立てて進めること自体も教育の一環として位置づけ、学習を通じてスケジュール管理の習慣も身につけてもらうことを意識した運用です。

受講時間は定時内に設定しており、業務時間中に学習できる環境が整えられています。2年目となる今年度も同様の運用を継続しており、多くの新入社員が2日に1回程度、1〜2時間のペースで学習を進めています。

ー受講者の反応や変化はいかがでしたか?

eラーニングの導入に伴い、毎年実施してきた社内勉強会のスタイルにも変化が生まれました。以前は4月から隔週定時後に機械設計の勉強会を開催し、指導員が教科ごとにカリキュラムを組んで進めていました。昨年度は6月までTechラーニングPlat.の受講に集中してもらい、7月から機械設計の勉強会を開始する形式に変更しました。すでにeラーニングを視聴しているため、わからなかった内容を新入社員から事前に共有してもらい、その内容を中心に解説する方法に変えたことで、受け身になりがちだった勉強会が、新入社員が自分からわからないところを持ち寄り、主体的に学ぶ場へと変化してきています。

また、昨年度は機械系学科出身ではない新入社員が、機械設計系の資格試験に合格するという成果も生まれました。TechラーニングPlat.での学習・社内勉強会・自己学習の三つが組み合わさって効果を発揮した結果とのことで、eラーニングと勉強会の相乗効果が形としても現れた事例となりました。

ー担当者様の業務にはどのような変化がありましたか?

基礎的な範囲はeラーニングでカバーできるようになったことで、勉強会の準備にかかる担当者の負担は軽減されています。受講スケジュールを本人が立て、課長が確認する仕組みが機能しているため、教育委員会メンバーが個別に進捗を追いかける手間も大きく増えていません。導入によって管理側の業務が増えることなく、スムーズな運用が実現されています。

ー組織全体として感じられている効果はありますか?

自己管理型の受講スタイルを取り入れたことで、新入社員同士の間にも自然な進捗共有の文化が生まれています。課長同士が進捗状況を確認し合うことで、部門間でも互いに刺激し合う雰囲気が醸成されてきています。

また、機械系以外の学科出身者が増えるなかで、先輩社員では教えられない分野をeラーニングで補うという活用の可能性も見えてきました。機械以外の分野の強みを活かす方向に会社全体の考え方が変わりつつある今、専門外の教科についても自分のペースで学べる環境が、育成の新たな選択肢として機能し始めています。

ー今後の展望についてお聞かせください。

今後は新入社員への活用だけでなく、キャリア採用で入社した社員への展開も視野に入れています。機械設計の経験が少ない中途入社者に対して、一定期間eラーニングに取り組むカリキュラムを取り入れることを検討しています。

採用活動との連動という観点でも期待が高まっています。入社後の教育システムに関して、面接でeラーニングの仕組みを説明すると候補者からの反応が良く、特に経験の浅いキャリア採用の方には、内定者の段階から触れてもらうことで入社前の不安解消にもつながると考えています。

コガクでは様々な育成課題に対応できる幅広いeラーニングのラインナップをご用意しており、
新人から若手・中堅まで多くの技術者育成にご活用いただけます。
さらに、各個人の技術知識の習得状況を可視化するエンジニア試験を組み合わせることで、
教育効果をより高めることも可能です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

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