認知症介護のリアルと知っておきたい基礎知識
【セミナーの開催は終了しました】

セミナー概要

2016年の厚生労働省の調査から、介護が必要になった原因の1位が認知症になりました。

親が認知症になってしまったら、会社を辞めて自宅で介護しなければならない、介護施設に預けるしかない、何もできなくなってしまうなど、偏ったイメージを持たれている方が多くいます。認知症に関する基礎知識を持たないまま介護を始めてしまうと、自分の人生を犠牲にしてしまう可能性もあります。

認知症の母を11年以上介護してきた経験を基に、教科書的ではない認知症介護のリアルと知っておきたい基礎知識、例えば介護のプロの頼り方や介護費用について、分かりやすく解説するセミナーです。

開催日
2024年6月25日(火)
時間
  • 13:00~14:15(開場12:45~)
対象者

主な対象者:これから認知症介護が始まるかもしれない、あるいは介護中の40代、50代の社員

そのほか:認知症介護のリアルを知りたい、医療・介護職の方
開催方法 Zoom (ウェビナー)
参加費 無料

セミナー内容

 1.  講師の認知症介護 ・家族構成と認知症介護の状況
・認知症のテストとは?
 2.  親は認知症と思っていないかもしれない ・3つの「かもしれない」とは?
・病院へ連れて行くまでの平均期間
3.  MCI(軽度認知障害)とは? ・認知症とMCIの違い
・MCIと認知症のサインの例
・MCIの見つけ方
4.  認知症とは? ・4大認知症と主な症状
・どの病院へ連れて行く?
・認知症の検査は何をする?
5.  プロに頼る介護(介護保険制度) ・地域包括支援センターとは?
・要介護認定を受ける
・要介護度と主な介護保険サービス
・ケアプランとは?
6.  認知症介護のリアル ・キーパーソンの決め方
・他人を家に入れたくない
・同じことを何度も言う
・泥棒扱いされる
・火事の心配は?
7.  在宅介護か施設介護か ・在宅介護・施設介護にかかる費用
・在宅介護の限界を感じるとき
・介護施設の費用の目安
・いい介護施設の見つけ方
8.  認知症とお金 ・親が認知症になったら銀行口座は凍結される?
・成年後見制度とは?
9.   質疑応答

 

到達目標

認知症の基礎知識を学び、介護保険制度の基礎を習得しながら、無理をしない認知症介護の実践につなげる

講師プロフィール

工藤 広伸

認知症介助士
認知症ライフパートナー2級

岩手県で暮らす認知症で難病(シャルコー・マリー・トゥース病)を抱える母を、東京都在住の講師が2012年から通いで在宅介護を続けている。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「あさイチ」など、多くのメディアで取り上げられる。

著書「親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)」「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)」「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得(廣済堂出版)」等。

40歳からの遠距離介護 | 工藤広伸 公式ブログ

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