離れて暮らす親をどう介護する?
【セミナーの開催は終了しました】

セミナー概要

離れて暮らす親が突然倒れて、介護が始まってしまったらどうしますか?

親を子の家に呼び寄せるのか、あるいは自分が仕事を辞めて故郷に帰って介護をするのか、親を介護施設に預けるのかなど、焦って決断される方がいます。講師の祖母が子宮頸がんで倒れ、同時に母が認知症になったときに選択した方法は、遠距離介護でした。

岩手と東京の遠距離介護を11年以上続けていて、介護施設ではなく在宅で介護をしています。離れて暮らす親の介護の7パターンを紹介しながら、遠距離介護のトラブルにどう対処してきたかについて詳しく解説します。

開催日
2024年9月5日(木)
時間
  • 13:00~14:15(開場12:45~)
対象者

主な対象者:親と同居していない方で、介護が不安な方

そのほか:離れて暮らす親の介護の事例を知りたい、医療・介護職の方
開催方法 Zoom (ウェビナー)
参加費 無料

セミナー内容

 1.  講師の遠距離介護 ・家族構成と遠距離介護の状況
・遠距離介護のスケジュール
・離れて暮らす親の介護と認知症
 2.  離れて暮らす親の介護 4つの困りごと ・すぐに駆け付けられない
・常に不安だ
・交通費がかかる
・移動で疲れる
3.  離れて暮らす親の見守り ・離れて暮らす親の定義
・離れて暮らす親を人が見守る
・離れて暮らす親をサービスが見守る
・離れて暮らす親をIoTで見守る
4.  離れて暮らす親の介護 7つのパターン ・親の家に子が通う
・親の家に子がUターンする
・親の家の近くの施設に預ける
・子の家に親を呼び寄せる
・子の家の近くに親を住まわせる
・子の家の近くの介護施設に親を預ける
・Uターンや呼び寄せをしなかった理由
5.  離れて暮らす親の介護と介護保険サービス ・地域包括支援センターとは?
・要介護認定
・離れて暮らす親と介護保険サービス
・離れて暮らす親の介護に介護保険は欠かせない
6.  介護のプロでも解決できない 5つの問題 ・親家片(おやかた)
・交通費がかかり過ぎる
・家電のトラブル
・郵便物の問題
・介護と仕事の両立は?
7.  遠距離介護のトラブル事例 ・新型コロナウイルスに感染した
・転倒・骨折した
・牛乳の定期契約をしてしまった
・冷蔵庫の脱臭剤を食べてしまった
8.  離れて暮らす親の介護 3つのメリット ・認知症の症状が落ち着く
・介護保険上のメリットがある
・ひとりで介護を丸抱えしない
・離れて暮らす親の介護をうまくやるコツ
9.   質疑応答

 

到達目標

離れて暮らす親の介護の基礎を学び、可能な選択肢を習得する。

講師プロフィール

工藤 広伸

認知症介助士
認知症ライフパートナー2級

岩手県で暮らす認知症で難病(シャルコー・マリー・トゥース病)を抱える母を、東京都在住の講師が2012年から通いで在宅介護を続けている。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「あさイチ」など、多くのメディアで取り上げられる。

著書「親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)」「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)」「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得(廣済堂出版)」等。

40歳からの遠距離介護 | 工藤広伸 公式ブログ

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