男の介護、女の介護(男女共同参画)
2024年10月24日(木)
  • 13:00~14:15(開場12:45~)

セミナー概要

「介護は女性がやるもの」という時代が長く続き、令和になった今でもその意識が完全になくなったわけではありません。
一方で男性介護者の割合は、4割に迫ろうとしています。そんな男性と女性の介護の変化を、歴史からひも解いていきます。また介護する男性、女性、それぞれに特徴があります。

個人差はありますが、自分の強みや弱みをつかんでいれば、介護はよりラクになります。男性介護者として男女の介護に思うことやなぜ介護を男性、女性で分けて考えるようになったのか、企業や自治体におけるこのテーマのニーズや背景について詳しく解説します。

開催日
2024年10月24日(木)
時間
  • 13:00~14:15(開場12:45~)
対象者

・企業の介護研修やダイバーシティ&インクルージョン活動を担当されている方
・介護をよりラクにするため、男女の介護の特徴や違いを学びたい方

開催方法 Zoom (ウェビナー)
参加費 無料

セミナー内容

 1.  講師は男性介護者 ・家族構成と介護の状況
・男性介護者として、どう扱われるか
・妻の介護の役割
・家制度の名残で介護を押し付け合う
 2.  男の介護、女の介護の社会的ニーズ ・男性介護の講演のきっかけ
・男女共同参画とは?
・企業における男女介護のニーズ
3.  男の介護、女の介護の歴史(江戸時代~) ・江戸時代の介護の特徴
・明治・大正時代の介護の特徴
・昭和の介護の特徴
・平成・令和の介護の特徴
・男女の平均寿命、健康寿命
・男女の介護者の比率の推移
・ダブルケアとは?
4.  女の介護 4つの強み弱み ・介護仲間ができやすい
・苦手とする家事が少ない
・周囲を気にする
・女性特有の圧力
5.  男の介護 5つの強み弱み ・割り切った介護
・IoTが得意
・孤独に介護し、丸抱えする
・家事が苦手で苦戦する
・弱みを見せない
・男性介護者として困ったこと
・男女介護を4タイプに分ける
6.  無理せず出来る介護の知恵シリーズ オススメの組み合わせ ・ケース① 企業の社員研修
・ケース② 自治体や地域包括支援センター
・ケース③ 男女共同参画センター
・ケース④ 講演依頼の多い組み合わせは?
7.   質疑応答

 

到達目標

男女の介護の特徴や違いを学び、介護をラクにできるようにする

講師プロフィール

工藤 広伸

認知症介助士
認知症ライフパートナー2級

岩手県で暮らす認知症で難病(シャルコー・マリー・トゥース病)を抱える母を、東京都在住の講師が2012年から通いで在宅介護を続けている。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「あさイチ」など、多くのメディアで取り上げられる。

著書「親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)」「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)」「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得(廣済堂出版)」等。

40歳からの遠距離介護 | 工藤広伸 公式ブログ

申込期限:2024年10月23日(水) 12:00まで