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モータ・インバータコース
D28-31F価格29,700円受講期間6ヶ月教材講師解説型動画eラーニング+Webテスト
収録動画時間:約11.5時間
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1. モータの種類と特性
01.モータの種類と特徴
02.ブラシ付DCモータの構成要素と特性 -
2. モータを駆動するための基礎技術
03.半導体の種類と特性
04.駆動方式とモータ駆動回路
05.モータやインバータの小型化を促進するDC-DCコンバータ -
3. ノイズの原因と対策
06.ノイズの原因と対策
07.電子回路におけるノイズ対策 -
4. 制御システム構築、機電一体化
08.制御システム開発法と機電一体化
<各講座概要> 01.モータの種類と特徴 モータの種類と分類を学び、モータを利用・選定するための知識を得ます。次にモータの回転原理を理解し、交流モータ、同期モータ、非同期モータ、スイッチトレラクタンスなどの特徴と利用技術を学び、永久磁石同期モータの構造と特徴、結線方式などを写真やイラストを用いて学びます。最後にモータの結線方式や起電力の違いについても学習し、得られた技術知識を基にして、新たな発想をモータの開発などへ活かすことができます。 02.ブラシ付 DC モータの構成要素と特性 ブラシ付DCモータの構造、構成要素、磁石の種類について学び、高性能なモータを製作するための技術や問題点を理解します。次にブラシ付DCモータおよび永久磁石同期モータの特性を表すさまざまなパラメータの計測法を学ぶことができます。最後にモータを制御するのに必要なラプラス変換や伝達関数などの数学的表現法、単位換算法などについても習得し、高効率・高性能なモータ制御システムを設計するための基本的な技術を習得できます。 03.半導体の種類と特性 モータを制御する電子回路に使用するトランジスタ、MOSFETなどの半導体の種類や特性を学びます。次にリニア駆動やスイッチング駆動について理解します。高効率な駆動回路を構築するMOSFETを用いたスイッチング回路、デバイスが持つ特性による影響、スイッチング駆動時の損失についても学習できます。最後にMOSFETを用いた回路を構成するときの問題点や回路を設計する時の注意点を学び、より高性能な駆動回路設計に活かすことができるようになります。 04.駆動方式とモータ駆動回路 モータの電圧制御や電流制御を理解し、駆動電圧の高電圧化のメリットについても学習します。またPWM駆動の原理や駆動回路の構成を学び、モータを高効率で滑らかに回転させるための制御技術を習得します。次に、永久磁石同期モータやSRモータの駆動回路構成について学びます。最後にモータを制御するのに必要な電流センサの種類と特徴、回転速度の検出法、磁極位置の検出法についても学習し、モータ駆動回路を構築できるようになります。 05.モータやインバータの小型化を促進する DC-DC コンバータ
モータ駆動回路の小型化や高性能化に実現するDC-DCコンバータの回路方式や動作原理を学びます。次に双方向に電流を流すことのできる非絶縁型と絶縁型の回路構成について学習し、マイルドハイブリッド車やストロングハイブリット車の電源構成がわかるようになります。次に、バッテリとキャパシタを併用した電源システムについても学習し、応答性の高い駆動回路の構築法がわかるようになります。最後に、エネルギー回生の考え方も学ぶことができます。 06.ノイズの原因と対策 一般的なノイズに関する知識を得ることができます。ノイズの影響やノイズの種類について学び、実用システムで要求されるEMC、EMI、EMSについて意味や測定法を学びます。次にモータ駆動回路から発生するノーマルモードノイズやコモンモードノイズについて学び、ノイズ対策手法を習得します。最後にノイズによる誤動作を防止する回路の考え方を学び、ノイズを伝達しない、ノイズの影響を受けにくい基本的な回路設計ができるようになります。 07.電子回路におけるノイズ対策 センサ信号等の伝達路や増幅回路におけるノイズ混入について学び、プリント基板上のノイズ伝達の原理やその対策について学習します。また、ディジタル回路におけるノイズについても理解し、ノイズの影響を受けにくい回路設計手法を学びます。さらにインバータ回路におけるノイズ発生原理を学び、その対策を学習します。 最後に、プリント基板の電気的特性と実装技術を学び、ノイズに強い電子回路の設計を行うための基礎知識が習得できます。 08.制御システム開発法と機電一体化 制御システムの考え方や制御ブロックの構築法を習得します。最初に制御の原理とフィードバック制御システムの効果や数学的表現法を学びます。次に制御システムの安定性の評価法について学習し、安定な制御システムの構築ができるようになります。またモデルベース開発手法についても考え方を学び、HILSを含む制御システムの構築法や評価法について学習します。最後にシステムの小型化に貢献する機電一体化やデュアル巻線についても学習します。